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モルトンブラウンのシャワージェルはどの香りがおすすめ?

自宅でリラックスした過ごしたい、心地よい贅沢なバスタイムを味わいたい、いい香りの入浴剤やボディソープが欲しい。

そんな方に向けて、今回はモルトンブラウンという高級ブランドのバス&シャワージェルをご紹介します。

私はこれまで、アラミスラボ、4voo(フォーヴー)、イソップ 、ドクターブロナー 、プラウドメン、レテン、クラランスなど多くのコスメを試してきましたが、新たな開拓ということで、モルトンブラウンのバス&シャワージェルを購入しました。

 

モルトンブラウンとは?

モルトンブラウンは、英国王室御用達のラグジュアリーライフスタイルブランドで、1971年の創業からメイド・イン・イングランドにこだわり続けています。

世界の高級ホテルのアメニティにも採用されるなど、非日常的な贅沢なひとときを求めたい方には、魅力的なブランドかと思います。

ハンドウォッシュ、ヘアケア、香水など多岐にわたるラインナップとなりますが、もっとも人気な商品がバス&シャワージェルになります。 

バス&シャワージェルという商品ですが、普通にボディソープとしての使用もできますし、お風呂の浴槽に入れて泡風呂のような入浴剤のような使い方も可能です。

 

モルトンブラウンのベストセラーは?

今回、私が購入したのは、ディスカバリーベージングトラベルコレクションになります。こちらの商品は、バス&シャワージェルにおいてベストセラー商品の1つとなります。

通常のバス&シャワージェル1本が300mlで3,960円(税込)となりますが、香りのラインナップが20種類以上もある中で、お気に入りの香りを見つけるのは簡単ではありません。一方で、今回の『ディスカバリーベージングトラベルコレクション』は1本あたり30ml×10本で300mlとなるため、4,400円(税込)と少し効果ではありますが、10種類の香りを楽しめるという点ではお得に感じます。ベストセラーというのも納得できます。

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☝10種類のシャワージェルが少量でセットになった商品になります。

①ベチバー&グレープフルーツ

ジャスミン&サンローズ

③ジンジャーリリー

④ピンクペッパー

⑤スエードオリス

⑥オレンジ&ベルガモット

⑦サイプレス&シーフェンネル

ゼラニウム ネフェルトゥム

⑨ブラックペッパー

⑩タバコアブソリュート

 

それぞれ容量は30mlと少量ですが、ボディーソープとして使うのであれば、1つのボトルで5回程度は使用できるかと思いますので、初めてモルトンブラウンを購入する方や、お気に入りの香りを見つけるため、特別なバスタイムを味わいたい方にはおすすめの商品になります。

なお、贅沢にバブルバス(泡風呂)として使用する場合は、バスタブに20~30ml入れる必要がありますので、1回きりの使用となります。

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☝ボトルのサイズは高さ約7.5cmと小ぶりです。一般的なモルトンブラウンの容量は300mlですが、今回のミニサイズは30mlと1/10の容量になります。

香りの好き嫌いは個人差がありますので、プレゼントとして贈る場合に適したサイズかと思います。

 

10種類すべてを実際に使ってみた感想

さて、『ディスカバリーベージングトラベルコレクション』の10本セットをすべて使ってみたので、個人的な感想ですが、それぞれ評価していきます。

評価は100点満点で採点し、60点〜80点はまた使ってみたい、80点以上はぜひとも使い続けたいといった基準でお考え頂ければと思います。

あくまでアラフォーの美容に気を使っている男性による感想になります。

 

①ベチバー&グレープフルーツ

評価:90/100点(総合ランキング1位

まず、第一印象としては、一般的なボディーソープと比べて、香水のようなゴージャスな香りが漂います。いかにも、フレグランスボディーソープという感じです。

高価なこともあり、少量で使用したこともありますが、泡立ちは少ないです。

予想以上に、グレープフルーツのフレッシュな香りがあり、ベチパーとの相性もかなりいいです。ちなみに、ベチパーとはイネ科の植物で、ウッディー系の香水によく用いられています。

洗い上がりはつっぱらず、すべすべな感じですが、これはモルトンブラウンの他のシャワージェルでも同じことが言えます。

風呂上がりもほんのり香る程度。肌を直接くんくんすると香る程度で、他人は密着しないと匂いを感じ取れないかと思います。

また、時間だ経つにつれて、グレープフルーツの香りは弱まり、ベチパーの高級感漂う香りが後を引きます。シャワーで身体を洗い、その後に風呂に入るような順序でも、風呂上がりから2時間くらいは香りが残りました。

フレッシュかつリラックスするような香りであり、かなりお気に入りです。性別に関係なく愛用できるかと思います。

 

ジャスミン&サンローズ

評価:70/100点(大人な女性の香り)

ジャスミンの香りはあまり認識できず、ローズの香りが漂います。どこか『シャネルの5番』と似ていますが、あくまで香水ほど匂いはしつこくなく風呂上がりの匂いは控えめです。匂いを周囲に漂わせるほどの強さはなく、肌に鼻を近づけると、微かに香る程度です。風呂上がりから4時間経っても香りが残っています。

洗い上がりはつっぱらず、すべすべな肌触りです。

ローズ系の香りなので、女性らしさを感じます。男性の私自身も好きな香りですが、アラフォーの男性にに合う香りかというと、少し違うような気がします。ということで、男性である立場から60点としましたが、女性がお使いになるならば80〜90点と高評価が期待できると思います。

 

③ジンジャーリリー

 

評価:55/100点(いい匂いだが香りが弱い)

ジンジャーリリーというのは、主に東南アジアで見られるショウガ科の植物です。キレイな黄色い花が咲きます。

ジンジャーという名前から、ジョウガのような香りを連想されるかもしれません(私もそうでした)が、スパイシーな香りではなく、少し甘く、みずみずしい自然な匂いです。モルトンブラウンの公式サイトによれば、南国の楽園、タヒチからインスピレーションを受けたとありますが、まさにその通りだと思います。甘い香りもしつこくなく、香りが全体的に強くないので、甘い香りに抵抗がある方でも試す価値はあるかと思います。

私も香りは好きですが、55点とした理由として、香りが弱いことが挙げられます。せっかく高価なシャワージェルを使うのであれば、もう少し風呂上がりの余韻も楽しみたいところですが、香りが弱いのが難点というか、よく言えばあまりに贅沢な使い方だと思います。

 

④ピンクペッパー

評価:50/100点(色んな香りがする)

ボトルから匂いを嗅いだところ、好みの香りではなかったため、泡風呂として使用し1回で使い切りました。名称にペッパーとあるだけに確かにスパイシーな香りもしますが、フルーティかつ花のような香りがより主張され、個人的には少し品がない印象があります。また、パチョリが配合されているため、墨汁のような清々しい香りが他の香りとケンカしている感じがします。ちなみに、ピンクペッパーはシャワージェルのなかでも人気であり、私の妻は好みの香りだそうで、好き嫌いが分かれる個性の強い商品かもしれません。

個人的には、イケイケの若い女性から香ってきそう、という印象でバスタイム中の評価は高くありませんが、風呂上がりはまた別の香りに変化していきます。2時間ほど経つと、香りも落ち着き、ほのかな香りを楽しめます。

泡風呂ですが、シャワーで強めの水圧を与えれば、泡立ちに不満はありません。

 

⑤スエードオリス

評価:90/100点(清潔感のある甘い香りが続く※総合ランキング2位

オリスというのは、アヤメ科の植物で香水に用いられることが多々あります。公式サイトによると、パウダリーな香りと表現されていますが、ベビーパウダーのような甘い香りが漂います。ただ、甘さがあるものの清潔感があり、風呂上がりの香りの持続性も高いのが嬉しいポイントです。

モルトンブラウンのシャワージェルの多くが、風呂上がりから数時間で香りがほとんど弱まりますが、スエードオリスは翌日の朝でも微かに香っているのが分かります。

香り自体も癖がなく、王道的なシンプルな印象なので、男女問わずおすすめの1つと言えます。

 

⑥オレンジ&ベルガモット

評価:50/100点

ほのかにオレンジとベルガモットが香り、香り自体は非常に好きですが、おそらく今回使用したなかで、もっとも香りが弱い商品だと思います。

ちなみにベルガモットとは、ミカン科の柑橘類になり、オレンジとの相性が良く、もはやオレンジの香りとベルガモットの香りを区別できないほど一体感があります。

もう少し香りが強ければ高得点をつけましたが、何より香りが弱いのが残念です。モルトンブラウンには香水のような役割も期待してシャワー&ジェルを購入しているので、バスタイムだけでなく、風呂上がりから就寝時まで香りを楽しみたいものです。

オレンジ&ベルガモットに関しては、風呂上がりから1時間も経てば、もうほとんど香ることはありません(肌を直接嗅いでどうにか感じ取れる程度です)。

 

⑦サイプレス&シーフェンネル

評価:60/100点(自然なマリンの香り)

瑞々しく、清潔感があり、マリンっぽい香りが漂います。マリン系の香水は、個人的に人工的な香りが苦手でしたが、モルトンブラウンに関してはそこは優秀で、あくまで自然なマリンの香りであることに感動すらします。

ただ、アラフォーの私からすると、少し若い感じがします。良く言えば、若々しい香り、悪く言えば、大人っぽさに欠けるような香りです。

ただ、風呂上がりの香りの持続性は高いため、その点では高評価となります。

 

ゼラニウム ネフェルトゥム

評価:50/100点(自然な甘さが香るが、面白みがない)

カーキ色のジェルからは想像できない、優しいココナッツバニラのような甘い香りがします。全体的に甘めの香りですが、ゼラニウムの優しいグリーンの香りと相まっているため、決して甘ったるいわけではなく、ほんのりと甘みが香る程度で、きちんと品のある印象です。

妻も『この香り、キライじゃないよ』と言っていましたが、個人的には費用対効果を考えると少し物足りなさを感じます。個性がないというか、キライじゃないけど、お気に入りというほど好きにもなれないといった位置付けです。良く言えば、まとまりのある香りとも言えます。

 

⑨ブラックペッパー

評価:80/100点(タバコアブソリュートに軍配が上がる)

モルトンブラウンのなかでも、比較的人気なのがブラックペッパーだと認識していますが、予想通り、スパイシーでウッディーな香りが漂います。次にご紹介する『タバコアブソリュート』と非常に似ている香りですが、ブラックペッパーのほうがスパイシーな香りが強めに感じます(タバコアブソリュートの方がスパイシーな香りが弱く、少し柑橘系の香りが混じっている印象です)。

ただ、2種類を嗅ぎ分けしているから香りの違いが分かりますが、周囲の方は気づかないレベルだと思います。

バスタイムでは、かなり香りが強い印象でしたが、風呂上がりの香りはかなり落ち着くので、もし家族でスパイシーな香りが苦手な方がいたとしても、嫌がられることはないかと思います(風呂上りから2~3時間も経てばもうほとんど匂いは感じ取れません)。

個人的には、もう少し香りが持続するとありがたいです。

 

⑩タバコアブソリュート

評価:85/100点(スパイシーのなかにも爽やかさを感じる※総合ランキング3位

タバコというネーミングから『一体どんな香りがするのか?』と不安もありましたが、シナモンのようなスパイシーな香りであり、どうしてもクセのある部類にであり個人差が大きいかと思いますが、私は好きです。先にご紹介した『ブラックペッパー』との違いはほとんどありません(2つの商品を嗅ぎ分けるのは困難なレベルです)が、あえて言うなら、タバコアブソリュートの方がやや柑橘系の香りが感じられ、香り自体も長持ちするような気がします。

バイスタイムでの香りは、例えるならコーラにシナモンを足したような匂いに感じます。

ウッディスパイス系の香りがメインとなりますが、シトラス、グレープフルーツの柑橘系の匂いも少しするので、重さを感じつつもフレッシュ感をわずかに感じ取れます。

風呂上がりは、スパイシーのど真ん中のような香りであり、男性向けの商品かと思います(私に妻は気にせず使っていましたが・・・)。

 

30mlのミニサイズは使いやすい

全体的に、他のブランドのシャワージェルやボディソープに比べて、バスタイムでは香りは強い傾向にあります(ただ、風呂上がり以降の香りの持続時間については、モルトンブラウンの中でもバラツキが見られます)。

よって、お気に入りの香りを見つけるまでは、30mlのミニサイズで数多くのシャワージェルを試してみることをオススメします。

今回は、『ディスカバリーベージングトラベルコレクション』の10種類を使ってみましたが、モルトンブラウンは他にも豊富なラインナップがありますので、まずは小さなボトルサイズでいろいろと試してみるのも楽しいかと思います(もし、香りが気に入らないときは、入浴剤として1回で使い切ればいいので)。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。