今回は、ユニクロのセミオーダースーツを購入しましたので、レビューしてみたいと思います。
スーツの購入は、2021年の年明けから検討してきましたが、最近では格安スーツが増えており、選択肢は豊富です。
私は、特に高級なスーツを求めているわけではありません。
10万円くらいのスーツを着て仕事をしていた時期もありましたが、高価なスーツなほど手入れは必要になりますし、オールシーズンで着れるものは少ないです。また、飲み会などの特有のニオイが付くなど、何かと気を使うので疲れます。
ということで、今回はより気軽に着れるスーツを求めて、試しにユニクロのスーツを選択しました。
スーツの購入にあたっては、
目 次
セミオーダースーツは2つのタイプがある
ユニクロのスーツは、既製品を含めると何種類かありますが、セミオーダーに関しては
結果からいうと、断然にスリムフィットがおすすめです。
ちなみに、私はスリムフィットを3サイズほど試着しましたが、スリムフィットでありながら、そんなに細いシルエットではありません。
また、決してスリムフィットが窮屈な着心地なわけではありませんので、少しでもスマートな見た目にしたい場合や、標準的な体型の方であれば、迷わず
なお、スーツは
逆に、標準体型の方や、20代~40代の方がレギュラータイプを着ると、かなり野暮ったい感じになりますので、注意が必要です。
実際に店舗で採寸してもらった
さて、今回スーツの購入は数年ぶりになりますので、ユニクロのスタッフに採寸をしてもらってから購入することにしました。
セミオーダースーツについては、ユニクロの一部店舗のみ対応となりますので、事前にご確認ください。
仮に、近くに対応する店舗がない場合も
私は、自分に適したサイズが不明でしたので、実際にユニクロ店舗に出向いて採寸をしてもらいました。
採寸はスーツ担当のスタッフが行う
さて、普段からよく行くユニクロですが、さっそくスタッフにスーツの採寸を依頼しました。
私:『セミオーダースーツの採寸をお願いします。』
スタッフ:『申し訳ありません。スーツの採寸については担当のスタッフがおりまして、ただいま休憩中のため対応できるのが30分後くらいになってしまいます。』
なんと、スーツの採寸のための担当スタッフがいるとのこと。
スタッフ全員が対応できるわけではなく、きちんとスーツを熟知した専門スタッフが対応してくれるということで、これは安心してスーツをオーダーできるという気持ちになりました。
さて、スーツの採寸ですが、実際のやりとりは下記のとおりです。
ジャケットの採寸のやりとり
スタッフ:『普段はどのサイズのスーツを着ていますか?』
私:『すみません、自分のサイズすら分かっていません』
スタッフ:『分かりました。では、3着ほど試着してみましょう』
ということで、肩幅の異なる3つのサイズを試着し、ボディサイズ46というものが適正サイズであることが分かりました。
ボディサイズ46を基本とし、セミオーダーということで、着丈と袖丈の適正な寸法を測ってもらいました。着丈と袖丈もユニクロのスタッフが採寸してくればますが、実際に何センチに仕立てるかは、基本的に自身で判断することになります。しかし、私のように何センチにしたらよいか分からない場合は、
以上で、ジャケットの採寸は完了です。
パンツの採寸のやりとり
ジャケットに続いて、パンツの採寸を行いました。
パンツの採寸については、ウエストと股下の2点からサイズを合わせます。
私の場合は、ウエストサイズ82cm、股下78cmとなりました。
ウエストについては、実際にパンツを履いてみて、屈伸しても窮屈に感じないものを選択し、股下については、スタッフにアドバイスを頂きながらあまり長くなり過ぎないようにサイズを決めました。
裾上げの仕上げについては、ミシン仕上げ、W仕上げ(糸留め)、まつり仕上げから選択できますが、どれが良いのか分からず、スタッフのアドバイスを参考にしながら、まつり仕上げ(シングル)を選択しました。
これで、セミオーダースーツの採寸がすべて完了しました。
☝これが実際に納品されたパンツです。裾を裏返した写真になりますが、この仕上げがまつり仕上げ(シングル)と言われるものです。
採寸カードがもらえる
今回は、はじめてのセミオーダースーツの注文のために採寸したこともあり、採寸後に、カードをいただきました。
このカードに記載されているサイズが把握できていれば、今後、再度
このサイズデータをユニクロのアプリ上に保存する作業をスタッフさんがやってくれました(つまりアプリ上で注文・会計した形になります)。
スーツの受け取りまで1週間ほどかかり、受け取りは店舗又は自宅配送が選べます。
本来は、スーツの仕立て確認のために店舗での受け取りがおすすめのようですが、私は自宅配送を選択しました。
スーツの総額は上下合わせて23,837円だった
さて、セミオーダースーツですが、上下合わせた総額は、加工費も含めて税込23,837円となりました。
☝実際のお買い上げ明細書になります。
今回は、クーポン割引500円を適用していますが、仮にクーポンを利用しなくても、是税込24,000円台で購入することができます。他のメーカーの格安スーツと価格だけで比べると、決して安くはありません(例えばイオンスーツは1万円台で買えるものが複数あります)が、
セミオーダースーツの詳細レビュー
さて、予定通りちょうど1週間でスーツが自宅に届きましたので、少し細かい部分をご紹介していきたいと思います。
☝段ボールを開けると、きちんとソフトスーツケースに包まれた状態での納品となります。泊まりでの出張にも使えるので嬉しいです。
☝ジャケット全体のシルエットです。感覚としては、高級生地を使用しているので、そんなに安っぽい見た目には感じません。かといって、重厚感もありませんが、コスパを考えると個人的には満足度の高い仕上がりです。また、
☝ジャケットの袖部分になります。裾上げした形跡は特に見られません。
☝ジャケット袖の裏地部分になります。腕の部分はこのように
☝ジャケットの前裾(フロントカット)部分の仕上がりです。よく見ると縫い目があるのが分かりますが、特に気になりません。
☝ジャケットの裏地部分です。格安スーツですと、裏地加工を施していないものも見られますが、ユニクロのセミオーダースーツはご覧のとおり見劣りしません。また、
☝パンツの裾の仕上がりの写真になります。こちらは、まつり仕上げ(シングル)となり、縫い目が裾から10cmくらいの箇所に見えますが、ほとんど目立ちません。
返品カードが同封されており万が一の場合も安心
さて、非常に満足度の高いスーツに仕上がりましたが、セミオーダースーツということで、オーダーから納品後の商品確認においてトラブルを不安に感じる方もいらっしゃるかもしれません。
その点については、スーツの納品時に返品カードというものが同封されていますので、万が一の返品・交換についても迷うことはないかと思います。
☝スーツ納品時に同封される返品カードになります。明細書と違うものが届いた場合、キズや汚れがある場合などは返品が可能です。
☝こちらは、返品カードの裏面になります。
ユニクロ側に不備がある場合は返品可能ですが、注文通りの補正(裾上げ・お直し)をしている場合は返品・交換はできない旨が記載されています。
自宅への配送による納品を選択した場合は、納品後すぐに注文通りの補正になっているか確認をするようにしてください。計測の仕方についてもきちんと説明書きが同封されています。
ユニクロのセミオーダースーツについて、採寸から注文・納品まで一連の流れをご紹介させていただきました。少しでも参考になれば嬉しいです。
普段使いのスーツとしては非常に満足度の高い仕上がりでしたので、今回はネイビーを購入しましたが、グレーも購入しようかと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。