今回は、ラグジュアリーホテルとして有名な「ふふ 河口湖」に宿泊してみましたので、レポートしたいと思います。
「ふふ河口湖」とは?全室スイートの贅沢空間
「ふふ河口湖」は、全室がスイートルーム仕様という贅沢な作りが魅力です。
各部屋には専用の露天風呂が備え付けられており、プライベートな空間でゆったりと天然温泉を満喫できます。
一部の客室には岩盤浴や観賞用暖炉も設置されており、特別な時間をさらに充実させてくれるこだわりが随所に見られます。ラグジュアリーな客室内では富士山を眺めながら寛げる贅沢さが、訪れるたびに高評価のレビューを集めています。
☝客室には暖炉が設置されていました(大人2名、子2名で常盤プレミアムスイートに宿泊しました)。なお、暖炉にはバイオエタノールという環境に配慮した燃料が使用されており、イヤな臭いは発生しません。
☝こちらはホテルロビーの近くにある焚火です。高級感のあるホテルでありながら自然も感じることができる雰囲気はとても魅力的です。
富士山を望む絶景ロケーション
「ふふ河口湖」の大きな魅力の一つは、富士山を臨む抜群のロケーションです。
四季折々の表情が窓いっぱいに広がり、多くの木々の向こう側に富士山が位置します。単純に富士山だけが大きく見えるロケーションではなく、木々の自然に囲まれたうえで富士山を眺めることができる独特の味わいが感じられます。
特に晴れた日には息を呑むほどの感動を味わえます(逆に、天気の状況によって富士山の姿が見えないと残念でもあります)。
自然と調和した洗練されたデザイン
「ふふ河口湖」はそのデザインにも大きな魅力があります。外観・内装ともに周囲の自然と調和しながらも、洗練された高級感が醸し出されています。
施設全体が木々や森に囲まれており、都会の喧騒から離れた非日常感をしっかりと味わうことができます。また、ロビーやラウンジに設けられたファイヤーピットやテラス席では、焚き火の温もりとともに自然を体感できる空間が提供されています。
☝こちらは、ホテルのロビーの写真です(夜に撮影したので暗いですが、こんなに自然溢れるホテルはなかなかありません)。
「ふふ河口湖」での美食体験
旬の食材を活かした懐石料理
私が最もふふに感動したのが「食事」です。
正直、ふふの食事付き宿泊料は高額です。ただ、食事をしてみてその値段に納得しました。
「ふふ河口湖」での夕食は、四季折々の旬の食材を活かした懐石料理が提供されます。
もちろん感動ものの美味しさですが、目にも美しい繊細な盛り付けも楽しめます。
特に地元の野菜や富士山の山麓で育まれた食材を取り入れたメニューには、季節を感じさせる醍醐味があります。一品一品がとても丁寧に仕上げられています。
☝例えばこちらは、コース料理初めの「浅尾大根薪火炙り 富士の介 菜の花 酒粕餡」です。
器はクルミの木をくり抜いたものとのこと。この後、人数に応じて取り分け、キレイに盛り付けられます。
食材へのこだわりとサービス
「ふふ河口湖」の料理は、単に高級感があるだけでなく、使用する食材にも徹底したこだわりがあります。地元ならではの食材の魅力を最大限に引き出すために、料理人が工夫を凝らし手間を惜しまず提供されています。
また、スタッフのサービスも温かく丁寧で、料理の説明やおすすめの食べ方を教えてくれるため、料理をより深く楽しむことができます。特に懐石料理の演出や提供タイミングも絶妙で、食事そのものが特別な体験としていい思い出になりました。
さらに、食事空間もプライベートを大切にする作りとなっており、周囲を気にする必要がないように配慮されています。
癒しの温泉とリラクゼーション
部屋付き露天風呂の贅沢さ
「ふふ河口湖」に宿泊する最大の魅力のひとつは、全客室に備えられた露天風呂です。各部屋に天然温泉が引き込まれており、その湯船に浸かりながら、富士山や周囲の自然を間近に感じることができます。この贅沢な空間では、日常の忙しさを忘れ、完全なプライベート時間を過ごすことができます。
客室露天風呂の温度調整も容易で、高温風呂が苦手な私でも長時間に渡り温泉を味わうことができました。
ただ、客室露天風呂はそこまで大きいサイズではありません。大人2名が入ることは可能ですが、手足を自由に動かせるほどの余裕はありません。
我が家は、4名客室だったわけですが、一度に4人が入れるサイズではありません。
ほとんど独り占めだった大浴場
「ふふ河口湖」には大浴場があります。朝6時から夜12時までいつでも利用できますが、私の場合は、夕食前と夕食後の2回利用しました。
1回目は他の利用者が1名いましたが、2回目は誰もおらず完全なプライベート空間でした。
おそらく、ほとんどの利用者が2名利用であることから、客室の風呂を利用するのではないか推測されます。
また、宿の規模が全32室と限られているため、他の利用者とタイミングが重なることが少なく、大浴場をほとんど独り占めできる可能性があるのだと思われます。
ちなみに、大浴場の出入り口にはドリンクやアイスが用意され、無料で利用できます。
客室のフリードリンクにもこだわり
客室の冷蔵庫のドリンクについて、なんとビール、ジュース、水は無料提供でした。
特に感心したのが、こちらの桃のジュースです。
国産の桃を使用したストレート製法のジュースです。砂糖や香料を添加しておらず、めちゃめちゃ美味しいです。
あくまで一例ですが、このように細かなところにも「ふふ」のこだわりが感じられます。
「ふふ河口湖」と周辺観光スポット
今回の旅行の目的は、「ふふ河口湖」で富士山を感じながらくつろぐことでした。
特にアクティビティや観光をすることではなく、とくかく「ふふ河口湖」でゆっくり自然を感じながら過ごすこと。結果として、これだけで十分に満足できました。私だけでなく、妻や子どもたちも良い思い出となったようです。
「ふふ河口湖」にはそれだけの価値があります。
ちなみに、チェックイン前やチェックイン後に立ち寄ったスポットをご紹介します。
桜がキレイな時期には混むかもしれませんが、冬でも十分に感動する絶景でした。
☝これは朝イチ(午前7時頃)の写真です。398段の階段を上るとこの絶景を味わえます。日中の混雑具合は分りませんが、朝イチは数人しかおりませんでした。
旅の駅 kawaguchiko base
2022年に誕生したという新しい施設で、簡単に言うと、ご当地商品が豊富な道の駅です。
我が家が訪れたときは、ちょうどイチゴのシーズンだったわけですが、思わず買ってしまいました。
☝美味しそうなイチゴですよね、なんとこれで1,380円だったと思います。
富士大石ハナテラス
大石公園に隣接する施設ですが、ハナテラスはとてもお洒落な雰囲気で、自然あふれるショッピング施設です。
散策しながらショッピングやカフェでゆっくり過ごすなど、とても優雅なひとときが味わえます。
天気が良いときは、絶景も味わえます。
入場無料の富士急ハイランド
ふふ河口湖からアクセスの良い観光地として、富士急ハイランドも見逃せません。入場料が無料なので、アトラクションに乗らなくても園内を散策して楽しむことができます。
ちょっとテンションを上げたいときや、富士山の写真スポットとしてもおすすめです。
「ふふ河口湖」だけでも十分に満足のいく旅になることが期待できますが、旅の駅や富士大石ハナテラスは、車で5分くらいの距離ですので、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。
以上、ふふ河口湖の宿泊レポートになります。少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。