ベイトリールのライン(糸)を巻くにあたり、
私も今回はじめてベイトリールに糸を巻いたわけですが、どうやって巻いていけば良いか、いろいろ調べてみました。
Youtubeなどでバス釣りのプロの方も解説されていますが、多くの方が『シールは貼るな!』とアドバイスしています。
シールを貼ってはいけない理由としては、スプールの高速回転の際に、シールの重量が安定したスプール回転に影響を与えてしまうことが挙げられています。
なるほど、なるほど、そういうことなんですね、と納得したつもりでした。
ということで、新しく購入したベイトリールに糸を巻き始めようとしましたが、
ん?このシールは何だ?
私が購入したベイトリールは『シマノ スコーピオンDC』ですが、写真のように透明のシールが付属していました。
糸の巻き始めにシールは使ってはいけないよね?一体このシールは何のために使うのか?という疑問が生じました。
そこで、じっくり説明書を読むと
えぇぇ?説明書にはシール貼れって書いてあるじゃん?
さて、困りました。多くの方々が『シールは貼るな!』という一方で、
悩んだ結果、とりあえず貼りました。
しかも、説明書では『糸の結び目の上にシールを貼ってください』とありますが、あまりに動揺し過ぎて、糸を結ばずに、糸の端にシールを貼って巻いてしまいました。
でも、私の見解では、問題ないと思います。
なぜか?
多くの方々が言っている、『僅かなシールの重みがスプール回転に影響を与える』というのは、おそらくシマノの純正シールには当てはまらないと思います。
私が言いたいのは、『スプールに影響を及ぼすであろう重量に満たないのではないか?』ということです。
もしも、シマノの純正シールがスプールに影響を及ぼすのであれば、そもそも糸の結び目でさえ影響を及ぼすでしょう。
ご家庭にあるような一般的なシールや厚みのあるテープを使うとなると、ご指摘のとおりスプール回転に影響するかもしれませんが、純正シールはそこら辺をきちんと考慮して作られているはずです。
そもそもですよ、普通に考えてシマノがわざわざシールを付属して、なおかつ『結び目の上からシール貼ってください』って説明しているわけですから、仮にそれでスプール回転に悪影響を及ぼすとなると、かなり無責任な話になってしまうわけです。
さらに、計測不可能な僅かな重量のシールが影響するとなると、シールのみならず、ライン(糸)の巻き方も相当影響するはずです。全く狂いのない均一なテンションと分量で巻くというのは不可能に近いのではないでしょうか。
ということで、私はシールを貼ったうえで、糸を巻いてみました。
ちなみにスコーピオンDCに巻いた糸は『クレハ ライン シーガー R-18 フロロリミテッド 100m 12lb』です。スコーピオンDCですと、12lbで120m巻ける仕様となりますが、100mでちょうどスプール外径から1mm強の余裕がある状態となりました。
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実際にキャストしてみて、今のところ何の影響も感じていません。絶好調です。
糸の量が減ったりすると影響が出てくるかもしれませんが、しばらくこのまま使ってみて、感想を追加していきたいと思います。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。