今回は、SABON(サボン)のボディスクラブについてレポートします。
サボンといえば、何と言ってもボディスクラブが有名な化粧品メーカーです。
イスラエルの死海の塩が配合されていることが特徴ですが、何よりも使用後の肌感にハマっている方は多いのではないでしょうか。
一方で、購入の検討の際に悩むのが、「香り」です。
サボンのボディスクラブはラインナップが非常に豊富です(※2023年3月現在、320g容量で13種類もある)ので、ボディスクラブの使用感だけでなく、香りついてもレポートします。
ちなみに、私はこれまで4つのボディスクラブを使用していますので、それぞれの香りの比較については、後半で触れています。
目 次
ボディスクラブの評価ポイント
一般的に、バスタイムで身体を洗う時に使用するのはボディーソープですよね。
さて、ボディスクラブが欲しい人は、一体何をボディスクラブに何を求めているのでしょうか。
ボディスクラブに対して上記2点についてかなり期待感を持つことになります。
「より良い肌感を求めて」について、これはよっぽどの敏感肌でない限り、サボンのボディスクラブ全般で同様の効果が期待できます。
「より良い香りを求めて」について、これはとても重要なポイントです。後述しますが、サボンは香りが強いので、香り選びで失敗すると落胆は大きくなります。
ということで、「肌感」と「香り」を評価ポイントとしてレポートします。
ボディスクラブを使ってみた感想 ~ 肌感編 ~
実は、この記事を書くまでに、すでに4種類のサボン ボディスクラブを使っています。
4つも使っているということは、つまり、肌感に対する満足度は非常に高いということです。もう完全なリピーターです。ミネラルを豊富に含んだ死海の塩をはじめ、ボタニカルオイルにより、肌がスベスベになります。
自分の肌を自分で触りたくなるレベルです。
ボディスクラブで全身をマッサージした後、シャワーで洗い流しますが、明らかにシャワーを弾くのが分かるので、いかにオイルが身体に浸透しているか実感できます。
このスベスベ感は、翌日も持続するほどです。
また、香りも翌日にも持続しますので、香りを抑えたい場合や、周囲への配慮が必要な場合は、シャワーで洗い流した後に浴槽につかることをオススメします。
浴槽につかることで、身体に付いたオイルが浴槽に浮くのが確認できます(浴槽につかっても香りがまったくしないわけではなく、それなりに香りはします)。
ということで、「
ボディスクラブを使ってみた感想 ~ 香り編 ~
私がこれまでに使用したボディスクラブは次の4種です。
どれも香りが強いので、好き嫌いが分かれると思います。
正直申し上げて、個人的にお気に入りの香りはありません。
「この香り、最高!」という感覚ではなく、「まぁ、許容範囲の香り」というのが正しい表現となります。
どの香りも臭いわけではありませんが、香りが強すぎるところが個人的には残念です。さりげない香りではなく、風呂上りにあまりに香り過ぎます(ただ、時間の経過とともに香りは弱くなりますので、翌日の朝から昼間にかけてはちょうどよい香りになります)。
ボディスクラブを使用した後に、リビングに戻ると、家族から香りの強さを指摘されるほどです。
ボディスクラブは、600g、320g、60gのサイズがあります。
60gサイズのラインナップは少ないですが、初めて購入する場合は、60gのお試しサイズで香りを確認することをオススメします。60gの少量サイズでも、4回分は使用できます(少なめに使えば5回分の使用も可能です)。
☝ちなみに、60gのボリュームイメージですが、容器のサイズは幅58mm、高さ45mmのビンであり、その中に60gのボディスクラブが入っています。
☝こちらが60gの容量です。繰り返しになりますが、4回~5回分の使用が可能な容量となります。
それでは、本題に戻りまして、個別に香りの評価をしていきます。
デリケート・ジャスミン
評価★★★★☆
ジャスミンは、私が使った中で一番癖がない香りです。
香り自体は強いですが、清潔感のある澄んだ香りなので、多くの方が受け入れられると思います。
サボン公式サイトの人気順でも常に上位にありますので、初めてサボン商品をご購入する方で特に気になる香りがないのであれば、ジャスミンを選択するのが妥当な選択肢かと思います。
パチュリ・ラベンダー・バニラ
評価★★☆☆☆
個人的にはラベンダーの香りを強く感じます。また、香り自体もかなり強めです。
しかし、家族からは古いタンスの臭いがすると嫌がられましたので、例えば、ジャスミンに比べると、好き嫌いの個人差が大きいかもしれません。
個人的に好きでも嫌いでもありませんが、価格の割に少し安っぽい香りに感じます。
こちらも上位にランクインしている香りになります。
ホワイトティー
評価★★★☆☆
他の多くの商品はフローラル系の香りが強いですが、ホワイトティーは、他に比べてサッパリ系の香りがします。使用直後は、レモンのような柑橘系の香りを前面に感じ、その後2~3時間経過すると、フローラルな優しい香りに変わっていきます。
容器から直接香りを嗅ぐと、キンチョールのような人工的な香りに感じましたが、実際に使ってみると、サッパリしており好印象です。ただ、香りが強いので私はシャワーで洗い流した後に、浴槽に入り直しで香りを抑えています。
男性でも違和感なく使えると思います。
ジンジャー・オレンジ
評価★★★☆☆
シナモンが効いたアップルパイのような香りです。
パチュリ・ラベンダー・バニラと同じ系統の香りに感じます(偏見かもしれませんが、アメリカで売っているような濃いジャムのような香りを思い出します)。
確かにオレンジの香りもしますが、スパイシー、ウッディも強く主張されているので、一言で表現すると、シナモンが効いたホットアップルパイです。
私は苦手ではありませんが、家族からの評判はあまり良くありません。
男性用のボディスクラブはジェントルマンの一択?
これまで紹介してきたボディスクラブですが、すべて女性向けの商品となります(男性でも使えますが、どうしても女性らしい香りになります)。
男性がサボンのボディスクラブを使用することに抵抗を感じる方もいるかもしれませんが、実はサボンでは男性向けのボディスクラブも販売されています。
それが、「ジェントルマン」というシトラスウッディの香りのものです。男性向けボディスクラブとしては、この一択となりますが、デリケートジャスミン、ホワイトティー、ジンジャーオレンジについても、女性向けであるものの、中性的な香りであるように感じるので、男性でも選びやすいかと思います。
キズや湿疹がある場合は要注意
例えば、擦り傷、切り傷、あるいはアトピーなどの皮膚の疾病をお持ちの方は、苦痛を感じると思います。
私も、手足に引っかき傷がある状態でボディスクラブを使用した経験がありますが、塩が傷口にかなりしみるので、ご注意ください。
決して使いやすくはない
ボディスクラブは、塩とオイルで構成されているため瓶詰めとなっています。
使いやすいかと言われれば、決して使いやすくはありません。むしろ、使いづらいです。
割れ物の容器なので、風呂場に置きっぱなしにはできない、オイルが液漏れしやすい、塩とオイルをすくう手間があるという点で、利便性は高くありません。例えば、旅行に持ち運ぶことは考えない方が賢明でしょう。
かといって、ビン詰めではなく、チューブやポンプタイプが可能かと言われれば、塩とオイルをバランスよく使用する前提を考えると、ビン詰め以外に選択肢はないように思います。
少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。