KODAWARI〜いろんなモノ・コト分析サイト〜

☆こだわりの視点をもってアイテムを分析☆商品選びのポイントやモノゴトのhow toもお伝えします☆

スコーピオンDCはビギナーでもバックラッシュしないのか?

今回は、はじめてのベイトリールについて書きたいと思います。

バス釣りを始めた頃は、使い方が容易であることからスピニングリールを愛用していましたが、皆さんの多くが感じるように、例えば、『もっと手返しよく投げたい』、『もっと太いラインを使ってパワーが欲しい』など、いろいろな理由でベイトリールが欲しくなるかと思います。

私の場合は、少し重量のあるワームや、スピナーベイトなど、より多様なものをキャストしたくなり、それを機に新たにロッドを調達するのに合わせてベイトリールを使ってみたい気持ちが強くなってきました。

ということで、初めてのベイトリールを買ってみました。

実はベイトリールには苦い経験があります。かれこれ20数年前ですが、中学生の時にベイトリールを買い、バックラッシュが頻発して嫌になってしまったのです。

そうです、ベイトリールで心配なのはバックラッシュです。これはベイトリールを使ってみたいけど踏み切れない大きな理由かと思います。

とはいえ、最新のベイトリールは技術的にも向上しており、昔のものとは品質もだいぶ向上しているだろうと期待して大人になってまたベイトリールを購入することにしました。

 

シマノのDCシステムが好評らしい

ベイトリールを購入するにあたり、私の周りの釣り先輩の方々はどんなリールを使っているのか聞いてみました。

先輩A:シマノ メタニウムDC

先輩B:シマノ メタニウムDC

先輩C:シマノ スコーピオンDC

という結果になりました。

『むむむ?そのDCとやらは何ですの?』

DCとは、デジタルコントロールの略で、飛距離の向上やバックラッシュを回避するために、ルアーの重量に合わせて、スプールの回転を制御する自動ブレーキシステムです。

fishing.shimano.co.jp

私自身、バス釣りのど素人であることは認識しています。ただ、やっぱり楽しく釣りをしたいので、極力バックラッシュは避けたい私にとってDCは非常に魅力的です。これは、キャストする自身のスキルも大きく影響することは承知していますが、リール自体もなるべくバックラッシュしないような作りになっていれば、それに越したことはないわけです。

 

ということで、先輩たちに倣い、私もDCシステムを備えたベイトリールを購入することにしました。

さて、DCシステムを備えたベイトリールのうち下記の4種から検討しました(これ以外にもDCシステムを備えたものはありますが)。

・アンタレスDC

メタニウムDC

スコーピオンDC

・SLX DC

アンタレスDCは、高価であり予算オーバーのため却下しました。その次に高価なのが、メタニウムDCとなりますが、こちらもなかなか高価であり、下位機種であるスコーピオンDCとスペックを比べると、DCシステムはどちらも同じ「I-DC5」を採用しています。ちなみに最も安価なSLX DCですが、「I-DC4」というDCシステムを採用しています(2020年11月時点)。

結果として私が購入したのは、シマノ スコーピオンDCです。


 

 

DCシステムによりバックラッシュしないのか?

さて、初めてのベイトリール『スコーピオンDC』を手にしたわけですが、果たしてど素人の私でもバックラッシュしないのでしょうか?

結果、使い始め初日は、30〜40%の確率でバックラッシュしました

DCシステム付いてるし、バックラッシュなんてゼロに等しいのだろうと勘違いしていましたが、初日に限ってはバックラッシュが頻発してしまいました。

しかし、2日目、3日目とキャストの回数を重ねるごとに、徐々にバックラッシュは少なくなりました。おそらく、キャストの仕方やスプールから指を離すタイミングなどが少しずつ身についてきたのかと思います。

今では使い始めて2ヶ月ほど経ちますが、10秒くらいで元通りにできるちょっとしたバックラッシュが起こる程度になり、特にバックラッシュは恐れなくなりました(バックハンドキャストだけは苦手ですが)。

 

ということで、スコーピオンDCを購入して非常に満足度は高いですが、決してバックラッシュをしないわけではなく、ある程度のキャスティング技術を習得する必要があります。

ただ、キャスティング技術と言っても、100回もキャストすれば十分に慣れるかと思いますので、あまりバックラッシュを恐れずにベイトリールを使ってみてはいかがでしょうか。バスプロの動画を見ても、ちょっとしたバックラッシュは起こしているようですし、バックラッシュは冷静に対処すればキレイに直せます(私自身も直せなかったバックラッシュは一度も起きていません)。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。