この度、スバルのレヴォーグVN5型を購入しました(納車待ち状態です)。
それに加えて、スタッドレスタイヤとホイールも調達しようとしたところ、インチサイズの問題など、いろいろと悩む要素がありましたので、この記事が参考になれば幸いです。
目 次
レヴォーグ純正のホイールサイズは18インチ
スバル レヴォーグのグレード展開ですが、①GT、②GT-H、③STI Sport、④STI Sport Rの4グレードとなります。ちなみに私が購入したのはGT-Hのグレードになります。
さて、これらグレード別のアルミホールのサイズですが、
ディーラーはスタッドレス17インチを指定
問題はここからです。私が住む北関東エリアは、雪が降ることは少ないものの、路面凍結がよく見られますので、スタッドレスタイヤの装着率が高いです。私も、冬になるとスタッドレスタイヤに履き替えています。
そこで、レヴォーグのスタッドレスタイヤも調達しようと考え、スバルディーラーにホイールサイズを相談したところ「17インチが望ましい」との回答がありました。ただし、スバルが指定する18インチホイールとタイヤの組み合わせに限り、18インチホイールの装着が可能とのことでした。
なぜ17インチ指定なのか?
まず
☝具体例として上記の軽自動車の写真で説明します。赤色で示したように、タイヤとフェンダーのクリアランスに余裕がありますが、レヴォーグはこのクリアランスにあまり余裕がないとのこと。
ところで、17インチであろうが、18インチであろうが、タイヤの外径は変わりません(厳密に言えば、数ミリ単位でズレることはあります。また、同じインチサイズでも、スタッドレスタイヤの方が外径が数ミリ程度ですが、大きくなるそうです)。
それなら、17インチにインチダウンしたところで、何が変わるのか?といった疑問が生じます。実は、
ということで、17インチにすることでタイヤ幅が1cm短くなります。
たった1cmの差ですが、18インチホイールにスタッドレスタイヤ履かせた場合、ハンドルのきり方、フェンダー内の雪詰まりの状況、路面状況によっては、フェンダーの内側にタイヤを擦ってしまう可能性が否定できないということです。
ただ、スバル公式サイトでも明記されているように、
しかし、18インチの社外ホイールにスタッドレスタイヤを装着させる場合は、ホイールのオフセット等の詳細な寸法の違いから、一概に18インチ用のタイヤと言っても取り付け後のポジションは様々であるという点で、スバルディーラーでは安全性について言及することはできないということになります。
社外の18インチは履けないのか?
個人的には、スタッドレスタイヤ・ホイールの購入にあたり、純正品の18インチを購入するつもりはありません。あまりに高すぎます。だったら、自分の気に入った社外ホイールを購入した方が、デザインの点でも金額の面でもメリットがあると思います。
口コミによれば、チェーンを装着しなければ18インチでも問題ないという見方が大勢です。実際にレヴォーグをお乗りの多くの方が、スバルが17インチを指定しているのを承知の上で、18インチホイールにスタッドレスタイヤを履かせているようです(実際にスバルも、指定の18インチホイールとタイヤなら問題ないとしています)。
某タイヤ専門店のスタッフに相談したところ、ミシュランのスタッドレスタイヤは他社に比べむっちりしているため、チェーンを装着しない場合であっても、タイヤの向きや他の条件が揃ってしまうとフェンダー内に擦ってしまう可能性があるとのことでした。それ以外のタイヤであれば、ホイールのオフセット等の条件をクリアしたうえで、チェーンを装着しなければ、フェンダー内に擦ったという話は聞いたことがないとのことでした。
ということで、私が収集した情報によれば、
タイヤ専門店でも意見は分かれる
某タイヤ専門店A:18インチを勧める
予算に余裕があるなら、18インチがいいとオススメされました。理由としては、一点目に見た目の問題です。つまり、18インチの方がカッコイイということです(実はこの点について、個人的には特にこだわりはありません)。
2点目として、17インチにすると乗り味が柔らかくなるので、少し気持ち悪く感じるかもしれないとのこと。この点についても、私自身、攻めの走りをするわけではないですし、どちらかと言えば、柔らかい乗り味を心地よいと感じるタイプなのでデメリットに感じません。
また、先ほども触れましたが、ミシュランタイヤは他のタイヤよりモチッとしており、フェンダー内側を擦ってしまう可能性があるので、
某タイヤ専門店B:17インチを勧める
見た目にこだわりたいなら18インチがおすすめだが、逆に見た目にこだわりがないなら17インチがおすすめとのこと。その理由として、1点目に乗り味が良くなることです。この点については、タイヤ専門店Aでは乗り味の変化をデメリットとして挙げていましたが、タイヤ専門店Bではメリットとして捉えています。つまり、ドライバーがどのような乗り心地を求めているのかによって、
2点目に17インチの方がホイールもタイヤも経済的であること。確かにインチダウンした方が支出は少ないと言われますが、どれくらい差が生じるのでしょうか。
某タイヤ専門店で見積りを依頼したところ、同じホイールの17インチ・18インチで差額が12,000円、同じタイヤの17インチ・18インチで差額が18,000円の差となりました。ホイールは一度購入すれば買い替える必要がないので、ランニングコストの面で考慮すべきはタイヤの差額18,000円となります。タイヤの買い替えの頻度にもよりますが、
結果:17インチと18インチのどちらがよいか
ホイール・タイヤ事情に詳しくない私が思うこととしては、18インチを履かせることが可能だとしても、タイヤハウスにほぼ余裕はないわけです。
同じ18インチホイールでも、例えば、ブリジストンのVRX3なら問題ないけど、ムッチリしたミシュランのX-ICE SNOWを履かせたら、干渉してしまうかもしれないというアドバイスをタイヤ専門店から聞いて、私が率直に感じたこと・・・「そんなギリギリを攻めてまで18インチを履かせたいという気持ちはない。」
一般的に17インチと18インチホイールを見比べると、18インチの大きいホイールの方がカッコイイと言われます。つまり、18インチのデザイン性と17インチの安心を天秤にかけるといった心境になりました。
個人的には、どうしても18インチを履かせたいというこだわりはないですし、「擦ってしまったらどうしよう」という余計な心配をすること自体イヤなので、安パイである
社外18インチでも100%問題ありませんよ!と断言してくれるなら18インチにしたいところですが、わずかな可能性であってもタイヤをフェンダー内に擦ってしまう不安要素があるなら、17インチにしてしまおうという考えに至りました。
以上、長々と書きましたが、少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。