今回は、ニューバランスの最高峰モデル1400シリーズと990シリーズを比較してみたいと思います。
実は、もう10年以上前になりますが、made in Chinaの安価な996シリーズを履いていましたが、それなりに履き心地が良かったです。
一体、約3万円もするmade in USAモデルを買ったら、どんなに履き心地が良いことだろうと、ニューバランスの虜になっていきました。
そして、ハイスペックモデルの1400シリーズを購入して、約4年間履いてきましたが、2日に1回のペースで履き続けたために、さすがにボロボロになってきました(まだまだ履きますが・・・)。
そこで、新たに990 V5を購入しましたので、1400と990を比較しながら、履き心地の違いをレポートします。
☝左下がM1400、右上が990 V5です。1400は頻繁に履きこなして4年経過、990はまだ買ったばかりの状態です。どちらもワイズDとなります。
ニューバランスを代表する憧れの高級モデル
ニューバランスは多くのラインナップがありますが、1400と990シリーズのどちらもニューバランスのトップモデルの位置づけになります。
どちらかと言えば、1400の方がデザイン的にクラシカルなので、どのような服装にも合わせやすいように感じます。また、1400の方が希少価値が高く、レアなスニーカーという印象です。
もともと1400の前身である1300に対し、有名なラルフローレンが「雲の上を歩いているようだ」と絶賛したわけですが、それをさらに進化させたのが1400シリーズです。
一方で、990ですが、一目見ただけで990と分かる特徴的なデザインです。990は1400に比べてやや大人っぽいデザインで、高級感が漂います。2022年には990 V6という新モデルが誕生する予定なので、現行モデルのV5のデザインが好みであれば今のうちに購入することをおすすめします。
☝左側1400ですが、一見すると996や1300モデルと同じように見えます。990は一目で990と分かるデザインです。
1400のふわトロ感か、990の抜群のホールド感か
私の場合、1400を約4年履きこなした後に990を購入していますので、個人的な履き心地の違いを述べたいと思います。
柔らかさは1400の方が上です。例えるなら、購入ソファーのようにふわっと包まれているかのような感覚です。お菓子に例えるならマシュマロですね。
これまで数多くのスニーカーを履いてきましたが、1400よりも「ふわトロ感覚」のスニーカーに出会ったことがありません。靴ズレは皆無であり、非常にリラックスでき楽な感覚です。
次に「1000点満点で990点」と言われる990ですが、1400ほどの柔らかさはありませんが、その代わりに適度なフィット感があるので、1400に比べホールド感が強く、個人的には990の方がキビキビと歩くのに向いている印象です。とにかくしっかり作られているのが実感できます。
車のシートに例えるなら、1400はトヨタの最高級車であるセンチュリーのような包み込まれるようなおもてなしの心地よさ、990はメルセデスベンツのように決して柔らか過ぎず、適度な反発力があるものの、キレイに衝撃を打ち消すような、上質かつ機能性を兼ね備える心地よさです。
サイズ感にも違いがある
私はワイズD(横幅がやや狭いもの)を購入していますが、1400は27.5cm、990は28.0cmがベストなサイズ感です。
1400は全体的に優しく包み込まれているような感覚ですが、それに比べると990はフィット感があります。実際に990を購入するにあたっては、27.5cmも試し履きしましたが、あまりにジャストサイズだった(少し小指が当たるのが気になった)ので、もう少し余裕がほしいといった印象でした。結果として、普段履きのものより0.5cm大きな28.0cmの方がストレスフリーで履き心地が良好です。
なお、他の多くの記事では、990はいつも通りの普段履きのサイズをおすすめしていますが、締めつけを感じたくない方は、990はいつもより0.5cmサイズアップすることをおすすめします。
1400に関しては実物を試し履きする機会はあまりないと思いますが、990であれば実店舗で試し履きできる機会もあるので、悩んでいるのであれば一度は試し履きすることをおすすめします。
ちなみに、私の他のスニーカーですが、ほとんどが27.5cmです(ニューバランス996、ナイキのエアフォース、アディダスのスタンスミスも27.5cmです)。
最後になりますが、
少しでも参考になれば幸いです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。