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iPhoneの木製ケースHacoa +LUMBERが最高におしゃれ

久々にiPhoneケースを買い替えましたが、期待以上のクオリティだったのでご紹介したいと思います。

私は、10年以上に渡ってiPhoneユーザーであり、これまで数多くのiPhoneケースを使ってきました。

直近では、流行りというか、比較的オーソドックスなケースとして有名なiFaceやSpigen(シュピゲン)のクリアケースを使っていましたが、1年以上同じケースを使ってきたため、飽きてしまったこともあり、今回は少し個性的でオシャレなケースが欲しくなりました。

そこで興味を持ったのが、木製のケースです。スマホケースは圧倒的に人工的な素材が多用されていますが、考えてみると、毎日何回も、いや何十回もスマホに触れています。日常生活において、何度も直接手で触れるスマホケースの素材が天然の木材だったら、リラックスできたり、癒されたりするのではないかと思い、木製のケースを探してみることにしました。

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☝今回ご紹介するのは、Hacoa社の『+LUMBER』というケースです。木目が非常に美しいですよね。具体的な感想は、後半で述べたいと思います。

私はアラフォーですが、iPhoneケースは若者向けのものが多く、大人っぽいデザインになると地味なものが多く見られます。その点、木製ケースは流行に左右されないため、20代~40代でもしっくり似合う、そのような位置づけかと思います。

 

木製スマホケースをおすすめする理由

木製ケースの特徴は何と言っても、日常的に木の温もりを感じることができることです。当然に、目で見ても天然木による自然を視覚的に感じることもできますが、それに加え、天然木材の自然の感触を手で感じることもできます。さらには、天然木材の香りまで感じることができます。このように、自然を身近に感じれることがメリットが非常に大きいかと思います。

一方でデメリットとしては、木製のスマホケースといっても多くのブランドがありますが、比較的ケースの金額が高いことが挙げられます。どうしても、天然木材を素材として、加工する手間が生じますので、やむを得ないのですが、中には数万円の商品もあります。今回ご紹介するHacoaの+Lumberは、4,400円(税込)と、天然木材を使用しているなかではリーズナブルです。

また、木材100%のケースは、構造上、ケースの側面(サイド)の厚みを保つ必要がありますので、ケースそのものの寸法が大きくなりがちになります。この点についても、ご紹介するHacoaの+Lumberは、木材100%ではなく、スマホケースの背面のみ木材を使用し、側面(サイド)は、PC(ポリカーボネート)というスマホのハードケースの多くで用いられている素材を使用していることで、非常にスリムであり、高いデザイン性を実現しています。

 

Hacoa(ハコア)とはどんなブランドか?

Hacoaは、2001年に誕生した木工ブランドであり、母体となる工房(伝統工芸士:山口怜示氏)は越前漆器の産地である福井県鯖江市で1962年に創業しています。インテリア用品や小物など、さまざまな木工品のラインナップがあり、スマートフォンケースはそのうちの1つになります。

 

Hacoa +LUMBERを使ってみた感想

それでは、実際にHacoaの+LUMBERを購入しましたので、レビューしたいと思います。ちなみに、HacoaのiPhoneケース『+LUMBER』ですが、LUMBERとは和訳すると『木材』という意味になります。PC素材のハードケースに無垢材をプラスした商品です。木材は、チェリーとウォールナットの2種類から選択できますが、私は、色合いの明るいチェリーを購入しました。

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☝パッケージの写真です。天然の無垢材を使用しており、木目が商品ごとに異なるため、どのような木目であるか手元に届くまで分かりません。ご覧のように非常にキレイな木目で感動しました。それから、少しびっくりしましたが、made in chinaとの記載がありました。設計は国内で行い、生産ラインは海外という体制かと思われます。

 

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☝+LUMBERの内側の写真です。Hacoaの公式サイトではハードケースとの記載のみであり、素材は不明ですが、おそらくPC(ポリカーボネート)というプラスチックの一種かと思われます。

 

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☝側面から見た写真です。天然木材(無垢材)を背面全体に使用しているのが分かります。外観のみでは木材自体の厚さは分かりませんが、スマホとケースの間にマグネットシートを挟むことで、マグネットにしっかりくっつきましたので、最低限の厚みと思われます。ちなみに、ケース寸法はW69×D10×H140mm(私のiPhoneの寸法がW67.3×D7.3×H138.4mm)と幅に関してはわずか1.7mmのサイズアップとなり、非常に持ちやすいです。このスリムな寸法は、木製ケースのなかでは珍しく、+LUMBERの強みであると感じます(ケース側面などにPC素材を用いることで実現しているわけです)。重量は約28gとスマホケース全体の中でも軽量な部類に入るかと思います。

 

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☝背面の写真になります。本当に惚れ惚れするほど美しいです。お伝え出来ないのが残念ですが、何よりも手触りが最高で、しかも天然木材の香りがします。

また、落下時を考慮してか四隅はPC素材でしっかり保護するデザインとなっています。

 

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☝天気が良かったので、外の芝生のうえで撮影してみました。+LUMBERのケースにiPhoneを装着した写真です。スマホ正面から見ると、天然木材はまったく見えません。非常にシンプルで私は好きです。ちなみに、私はiPhone SE2ですが、ジャストサイズでした。

 

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☝同じく、屋外の芝生で撮影しました。何と言いますか、やはり人工的な素材では感じられない、天然木材の美しさに目を奪われます。

実際に購入してみて、見た目(デザイン)、手触り、香りにおいて、これまでの数々のスマホケースのなかで断トツで満足のいくものとなりました。

あえてお伝えするならば、無垢材を使用していることもあり、エッジが効いている感覚はあります。もちろん木材の面取り処理(木材の角を丸めること)はしてありますが、シリコン系のケースに比べると、手に馴染む感覚は劣ります。これは個人的にはマイナス評価にはなりませんが、長時間スマホを持つ方は疲れてしまうかもしれません。

今のところ不満な点はありませんが、少し気になるのが耐久性です。非常にスタイリッシュなスマホケースなので、天然木材の厚みは数ミリかと思われます。スマホは毎日使うものですから、時には落下させてしまったり、雑に扱ってしまう場合も考えられます。この点については、数か月使用してみて追加で感想を書きたいと思います(落下させてしまったので、下記のとおり追記しました)。

実際にスマホケースを使用して10ヵ月が経過しましたが、全体的な劣化はまったく感じられず、気になる傷も見当たりません。また、地上高1mくらいからコンクリートの地面に落下させてしまいましたが、

写真のとおり、エッジに若干のヒビが入っただけで済み、スマホ本体には何ら傷は付きませんでした(ちなみに、貼っていたガラスフィルムは割れましたが、スマホ画面は無傷でした)。

たかがスマホケースと思われるかもしれませんが、天然木材が身近にあることで、少しばかり心が穏やかになります。興味のある方はぜひ参考にしてください。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。