私、実はサーフィン歴15年になります。
少なくとも週に1回は海に行っていましたが、最近は月に1回行ければイイほうです。
さて、新型コロナウイルスも影響しまして、三密など新しい生活様式が求められるなど、生活スタイルが変化し、例えば、自然を求めて『サーフィン』を始めてみようかな〜って考えている方もいるかもしれません。
今回は、サーフィンを始めるにあたり、今後のサーフィン人生を左右する重要な判断要素をお伝えします。
あくまで私個人の意見ですが、
私自身は20代前半の体力に自信がある頃に、ショートボードから始めました。
そして、ショートボードを半年くらい頑張りましたが、結果として挫折した経験があります。
同じサーフィンですが、ショートボードとロングボードではかなりの差があります。
ショートボードとは?
引用元:アルメリックサーフボード モデル説明 | Function Surf
ショートボードとは、上記のように比較的短くて、ノーズ(ボードの先頭部分)が尖っているようなものをイメージしていただければと思います。
サーフボードの長さは、フィートという単位(1フィート=30.48cm)を用います。
一般的には、ショートボードは6フィート台(せいぜい2m以下)となります。
※厳密には、横幅や厚みも影響しますので明確な線引きはできません。
ロングボードとは?
☝これは、私のロングボードです。
長さは9フィートくらい(約274cm)あります。ショートボードと違い、ノーズも丸みを帯びています。
現在は、単にショートとロングのカテゴリーに留まらず、多種多様なサーフボードがラインナップされておりますが、一般的なロングボードといえば、9フィート台かと思います。ミニロングと言われるものが、8フィート台かと思います。
ショートとロング そんなに差があるのか?
結論からいうと、ショートボードとロングボードはサーフィンをする上でかなりの差があります。
・テイクオフ(ボードの上に乗ること)の難易度が全然違います
ロングボードであれば、波の状況にもよりますが、サーフィンを始めた初日からテイクオフすることも可能です。
しかし、ショートボードとなると、初日からテイクオフすることは、あまり現実的ではありません。
ロングボードは波のうねりからテイクオフすることができますが、ショートボードは波が崩れる(割れるとも言います)直前にタイミングを合わせないとテイクオフができません。つまり、ショートボードのテイクオフ可能なタイミングは、ロングボードに比べてかなり限られたものとなります。
・誰かが乗っている波には基本的には乗ってはいけない
自分が波に乗ろうと思っても、すでに先に波に乗っている方がいる場合は、その方のライディングを決して邪魔してはいけません。これは絶対的なルールです。俗に「前乗り」と言いますが、前乗りをしますと怒られますので、自分に悪意がなくても気づかずに前乗りをしてしまったときは、素直に謝るようにしてください。
で、それが何を意味するかというと、ショートボードよりもロングボードの方がタイミング早く波に乗れます。逆に言えば、ショートボードの場合は、せっかくイイ波が来たと思っても、すでにロングボーダーに先に波に乗られるケースが多々あるわけです。
そういったことから、波に乗れるチャンスが多いのは圧倒的にロングボードになります。
・体力の消耗が全然違います
サーフィンは、想像以上にハードなスポーツです。正直言うと、ロングボードもハードですが、ショートボードはさらにハードです。
例えば、パドリング(クロールのように手で水をかき進むこと)にしても、ロングの方が早く進みます。
サーフィンを始めるにあたって、ロングボードをおすすめする主な理由を挙げましたが、すぐにサーフィンの楽しさを味わいたい方や、体力に相当な自信がないのであれば、ロングボードをオススメします。
サーフィンは良いことたくさんあります。非日常的な感覚を味わえる、自然と共存した感覚、心身のリフレッシュなど素敵なスポーツだと思います。
ショートかロングでお悩みの方は、ぜひ参考にしていただければと思います。
ロングボードだと持ち運びや普段の保管場所に困るなどの事情もあるかもしれません。そういう場合は、ファンボード(ショートとロングの中間のサイズ)やショートボードでも比較的幅や厚みのあるものを検討してみてはいかがでしょうか。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。